とんかつ、美味しいですよね。
筆者的にはこの世のご馳走を3つ選べと言われたら、とんかつ、鰻、寿司と回答します。
最後の晩餐の時には、とんかつが食べたいです。
そんなとんかつ好きの筆者ですが、コスパ考えるとここのお店が最強なんじゃないか?と思ってるお店があります。
今回はメインはとんかつ、それ以外のメニューも全て美味しい、蒲田の「まるやま食堂」と関連店をご紹介したいと思います。
とんかつ好きの方はもちろん、蒲田でランチを探している方にもぜひ一度食べてほしいお店です。
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蒲田 まるやま食堂
まるやま食堂とは?
JR蒲田駅の近くにある、1971年創業の老舗の食堂です。
ここのオーナーというか、創業者の方が15年ほど前に『とんかつ檍』という店を蒲田に開いて、その後東京近郊各地に店舗を増やしているので、とんかつ好きの方はこちらは知っている方も多いのでは無いでしょうか。
最近は羽田空港にも店舗がありますし。
話は遡りますが、このとんかつ檍が開店した当時、とんかつ好きの筆者は当時食べに行きまして衝撃を覚えました。
現在では一般的かもしれませんが、こちらのとんかつは基本“塩”でいただきます。
それがもう美味しいのなんのって話でして、月数回食べてたのですが、いつの間にか大行列店になってしまったので、通い難くなってきました。
でも、創業者が同じのまるやま食堂でも、同じ品質のとんかつを食べられるので、もうここ数年はこちらに通っております。
住所、営業時間
最近まるやま食堂も大田区近辺に3店舗程、増えてきましたが、今回は本店の情報です。
住所:東京都大田区蒲田5-2-7 渡辺ビル 1F
JR蒲田東口を出て、徒歩3,4分くらいでしょうか。
ちょっとだけ飲食店街から外れた所にあります。
線路の裏側と言うか、ポツンとあるので、土地勘が無いと辿り着き難い所にあるかもしれません。
営業時間:
月・火・水・木・金・土・祝日:11:00 – 15:10 16:00 – 21:00
定休日:日曜日
基本的は筆者はランチで使うのですが、開店と同時の11時ぐらいに行くと土曜も含めて並ばないで食べられる事があります。
並んでいる場合でも、7~8人くらいなので、そんなに待たずに食べられるかと思います。
メニュー
メニューは食堂なのでかなり数が多く、2025年現在は以下になります。
どの商品にも、味噌汁付きです。
- 上ロースカツ定食:1500円(200g)
- 極上ロースカツ定食:2000円(280g)
- リブロースとんかつ定食:3000円(380g)
- ヒレとんかつ定食:1700円(170g)
- 特上ヒレとんかつ定食:2200円(220g)
- カタロースとんかつ定食:2000円(330g)
- MIXカツ(上ロース・ヒレ)定食:2000円
- ばらしょうが焼き定食:1700円
- ロースしょうが焼き定食:1700円
- リブロースしょうが焼き定食:2000円
- カタロースしょうが焼き定食:2000円
- とんかつカレーライス:1500円
- ヒレとんかつカレーライス:2000円
- 特上ヒレとんかつカレーライス:2500円
- 極上ロースとんかつカレーライス:2300円
- ミックスフライ定食(エビ・あじ・ホタテ貝柱・ヒレ):3800円
- 特大あじフライ定食:1500円
- かつ丼:1500円
- 瓶ビール:600円
- レモンサワー:500円
- 自家製お新香:300円
- 納豆:100円
- 単品カレールーのみ:500円
- ライス(大盛り、おかわり):200円
食堂としては、ちょっとだけ、お高めですかね。
でも、ご安心下さい。
平日の11時~13時限定ですが、以下のメニューもあります。
- まるとくロースカツ定食:1000円
- とんかつカレーライス:1200円
まるとくロースカツ定食が筆者のメインで、コスパが高いです。
あと、今回は写真が無いのですが、しょうが焼き系と特大あじフライも人気ですね。
あじフライはメニュー名通り、ちょっと他の店ではあまり見ない、特大なあじフライが2枚付いてます。
自家製タルタルソースで食べれば超うまいです。
単品だと1枚600円ですが、大食いの人には単品追加おすすめです。
しょうが焼きもブランド豚を使用した、特別製。(ニンニクもかなり入っていますので、仕事中の方はご注意ください)
どの料理も本当にレベル高いです。
最近は限定でマルガリッツァ豚(ハンガリー国宝)とかも販売しているのですが、3000円~4000円と言うお値段で、筆者には手が出ない価格帯なため、残念ながら未食です。
最近のまるやま食堂と関連店(2025年最新)
さて、メニューは豊富ですが、筆者が食べるのはとんかつがメインです。
ここのお店の特徴としては、ブランド豚、林SPFを使っている所ですね。
蒲田にはもっと老舗の「とんかつ 丸一」さんもあって、蒲田でSPF豚を使い始めた元祖はこちらかと思います。
※もしくは2016年に、閉店してしまった、「とんかつ 鈴文」さんかな、と。あの店主様のお爺さん、今も元気でいてくれたらありがたや。
もうこのブランドの豚(林SPF) 使ってればハズレは無いと思うので、皆さんもこちらのとんかつ扱っているお店を見たら是非お試し下さい。
以下にまるやま食堂のとんかつの写真をご紹介します。
まるとくロースカツ定食

平日11時~13時限定、まるとくロースカツ定食、1000円となります。
キャベツ、ご飯、お味噌汁のセットです。
この時代に1000円でちゃんとしたとんかつ、どころか滅茶滅茶美味しいとんかつ、が食べられます。
某チェーン店のロースカツ定食は2025年現在、900円です。
あちらも、お店としては好きなのですが、プラス100円出せば、レベルが違うとんかつが食べられます。

美しい断面に美味しそうな脂身。
しかも、かなり分厚いです。
この店では筆者はとんかつソースは使いません。

塩を使います。
ヒマラヤ岩塩(黒)、イタリア シチリア塩、ピンクソルトが卓上にあります。
おすすめはヒマラヤ岩塩ですね。
少し硫黄の香りがするのですが、それがクセになって美味しいです。

このとんかつに塩を付けてご飯を頬張る瞬間、幸福が広がります。
脂部分も甘くて美味しいです。
今のご時世、とんかつの美味しい店って2000円程度するのが普通です。
1000円でこの品質のとんかつを食べられるお店は貴重です。
さらに、5~6年、値上げを行ってません。素晴らしい企業努力です。
全てのメニュー、味噌汁は付きますが、内容は日替わりですね。
基本はキャベツともやしと少しだけの豚挽き肉が入った、少しだけ凝った味噌汁です。
時々シジミの味噌汁等もあります。
1000円で味噌汁も美味しいです。
カタロースとんかつ定食
少しだけ贅沢したい時は、カタロースとんかつです。

まるとくロースカツの約2倍くらいの大きさになります。
肉質も違って、赤み全体に脂のサシが入ってジューシーさが増します。
こちらは好みの問題ですが、筆者はあっさりしたヒレのとんかつがあまり得意ではないため、値段が高くても良いならば、この肩ロースかつが一番おすすめです。

これにヒマラヤ岩塩を振りかけて食べると最高です。
檍食堂 蒲田東口店
まるやま食堂と同じく、創業者が同じのとんかつ関連店が蒲田には4店舗あります。
今回は檍食堂 蒲田東口店をご紹介致します。
住所:東京都大田区蒲田5-21-11
2023年にできた比較的新しいお店です。
ここから徒歩3分くらいの所に、とんかつ檍本店もありますし、同じく5分くらいの所にまるやま食堂もあるし、10分程歩いた京急蒲田にも2店舗くらいあるし、檍のとんかつグループは大田区に密集しています。
同じクオリティのとんかつが並ばないで食べられるので、お客的にはメリットがありますね。
「とんかつ檍」がとんかつメインなのに対して、まるやま食堂と同じく、揚げ物系とメンチカツと言った定食系を出しています。
当然とんかつもあります。
上ロースかつ定食

1500円。
まるやま食堂のまるとくロースカツ定食と比べて、とんかつ自体が大きくなり、とん汁と、卓上の漬物も付きます。
基本的にはまるやま食堂の上ロースかつと同じ素材かと思います。
上ロースになると、下に網が付くので、キャベツで水っぽくならないのもポイントとなります。

ここにもヒマラヤ岩塩あるので、こちらを振りかければ変わらず美味しいです。
とん汁も白味噌使ったかなり具材の大きいものが付きますので、1500円も納得の価格ですね。
メンチかつ定食
1500円とか2000円とかのものをいつでも気軽に食べられる程、懐に余裕が無い人も安心してください。
筆者もそうなので、コスパ的には納得のこちらがあります。

メンチかつ定食、1000円です。
こちらもSPF豚の挽き肉使っているので、当然の如く美味です。
ここでもソースは置いてあるのですが、筆者はキャベツにかけるのみで、塩で食べます。
ジューシーなメンチカツに塩を付けて食べると多幸感が広がります。
とん汁もついて1000円なら、コスパは非常に高いのでは無いでしょうか。
まとめ
蒲田にはコスパが高いとんかつ屋さん、まるやま食堂、檍食堂がございます。
1000円程でとんかつやメンチカツが楽しめ、1500〜2000円でさらに上質なとんかつも味わえます。
皆様も蒲田にお立ち寄りの際には、美味しいとんかつを試してみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!


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